灌漑水管理能力向上プロジェクト

Project for Water Management and Capacity Building

実施中案件

国名
ルワンダ
事業
技術協力
課題
農業開発/農村開発
協力期間
2019年4月~2024年3月

プロジェクト紹介

ルワンダでは、全人口の約7割が農業に従事しており、政府は農業を重点分野の一つとして、農業生産性の向上と農民の収入安定化を優先課題としています。そのため政府は、灌漑面積を増加させることで、天水依存型農業からの脱却を試みており、中でも東部県と南部県は、低湿地が広がり灌漑開発の効果が高いとしています。灌漑施設の維持管理を政府から農民主体の水利組合(IWUO)に移管することが必要ですが、移管にかかる行政手続きやIWUOの登録制度などの整備は十分ではない上に、IWUOの運営能力強化などを技術的に支援する水利組合支援ユニットにも技術的知見や経験が不足しています。この協力では、対象地域において灌漑施設管理移管の実施手順や、水利組合の支援体制の構築・制度化を図り、灌漑地区の管理能力向上を支援します。

協力地域地図

灌漑水管理能力向上プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ダム現場で灌漑水利組合から聞き取り調査を行うプロジェクトチーム(写真提供:NTCインターナショナル) 

  • 灌漑スキームの取水施設を調査するプロジェクトチーム(写真提供:NTCインターナショナル) 

  • 農業協同組合の乾燥場での籾の乾燥作業(写真提供:NTCインターナショナル) 

  • 低湿地スキームにおける灌漑水路と農地の様子(写真提供:NTCインターナショナル) 

  • 対象サイトで土壌調査を行うプロジェクトチーム(写真提供:NTCインターナショナル) 

  • 対象郡でベースライン調査結果を報告し、今後の業務実施計画を議論(写真提供:NTCインターナショナル) 

  • 灌漑スキームの現地踏査を行うプロジェクトチーム(写真提供:NTCインターナショナル) 

  • プロジェクトの一環で郡庁の業務実施能力を評価する政府職員(写真提供:NTCインターナショナル) 

プロジェクトニュース

関連情報