産業人材のニーズに基づく技術教育改善プロジェクト

Project for Improvement of Technical Education for Industrial Human Resources Development

実施中案件

国名
バングラデシュ
事業
技術協力
課題
教育
協力期間
2019年2月~2024年2月

プロジェクト紹介

バングラデシュでは、経済成長を支える質の高い人材を育成することが重要とされています。しかしながら、高い技能を獲得するための技術教育が可能な中・高等教育の広がりは限定的です。同国の技術教育は4つの課程に大別されており、その過程のひとつ、4年間の工学ディプロマ課程を提供する公立工科短期大学は全国に49校あります。それらの短期大学では難易度が中堅程度の技術力獲得に力を入れていますが、卒業生は産業界が求める分野の基礎力や実践的な能力を獲得できてないため就職できない、また、教員の多くは実践的な技術教育の経験がなく、産業界のニーズに対応した教育を行う仕組みがないことから、工科短期大学における技術教育の教材の改善と教師の能力強化が課題です。この協力では、モデル校の工科短期大学において、電気、電子、機械、コンピュータ分野の実習や教材の改善、ならびに企業との連携強化を行います。これにより、教育モデルが開発され、産業界のニーズに合う人材育成に寄与します。

協力地域地図

産業人材のニーズに基づく技術教育改善プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 第1回合同調整委員会(JCC)会議の様子 

  • ダッカ工科短期大学における第1回ワーキンググループ会議の様子 

  • ダッカ女子工科短期大学における第1回ワーキンググループ会議の様子 

  • ダッカ工科短期大学における「AC Machines」の授業の様子 

  • ダッカ工科短期大学における「Electronic Servicing」の授業の様子 

  • Trial ToT(指導者研修)実施に向けた授業準備の様子 

  • Trial ToT開会挨拶、研修説明の様子 

  • 機械分野のTrial ToTの様子 

  • 電子分野のTrial ToTの様子 

  • コンピュータ分野のTrial ToTの様子 

関連情報