一村一品運動を通じた中央アジアにおける地場産業振興プロジェクト
The Project for Vitalization of Local Business in Central Asia through One Village One Product Movement
実施中案件

- 国名
- キルギス
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 協力期間
- 2023年4月~
プロジェクト紹介
1991年のソ連崩壊に伴い独立したキルギスは、相次ぐ政変などで経済が停滞し、多くの人が国外へ出稼ぎに行ったことで地域コミュニティも衰退し、貧困化が進んでいました。そこで、山岳国ならではの地域素材を使った特産品をつくり、地域活性化とコミュニティの再構築を図ろうと、JICA は一村一品運動を通じた地場産業振興支援を進めてきました。
本事業は、キルギス全土において一村一品運動に基づく特産品の生産・流通体制と研修実施受入体制を強化し、またカザフスタン、タジキスタンにおいて一村一品運動の実施体制を整備します。これにより、「一村一品運動のキルギスモデル」の強化と近隣国への普及を図り、もって中央アジア地域の地場産業の振興に寄与するものです。
【上位目標】
一村一品運動の普及を通じて、中央アジア地域の地場産業が振興する。
【プロジェクト目標】
「一村一品運動のキルギスモデル」が強化され、近隣国に普及する。
【成果】
成果1
キルギス全土の特産品の生産・流通体制が強化される。
成果2
OVOP+1 の生産・加工施設(※)が国際基準に従い稼働する。
(※OVOP Production and Training Center と称されるイシククリ州カラコル市の OVOP+1 の本部施設(建物)内に所在。)
成果3
OVOP+1 が一村一品運動の研修実施機関として機能する。
成果4
キルギスの近隣国の一村一品運動の実施体制が整備される。