語学力審査について

JICA海外協力隊の応募に際し、必要となる語学力は、活動上必要となる語学力であり、希望される要請によって異なります。つきましては、応募をお考えの方は、希望する要請に記載されている選考指定言語をご確認ください。

なお、実際に派遣された後、活動において使用する言語は現地の方々が日常的に使っている言語ですので、その種類は様々です。英語やフランス語、スワヒリ語など、派遣国や要請によっても異なります。活動上使用する言語は、合格後の長期派遣者向け訓練でしっかりと習得する機会がありますので、ご安心ください(語学訓練免除者研修受講者を除く)。

<一般案件>

①一般案件の応募に際し、必要となる語学力は、英語の場合、中学卒業程度(英検3級もしくはTOEIC®スコア330点)に設定しております。この目安は合格後の派遣前訓練において語学力を習得する素地があるかどうかを確認することを目的として設定しています。

②英語の他にも語学力目安表に記載のある、フランス語、スペイン語の語学資格はA~Dレベルとして認定されるほか、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、中国語、韓国語、タイ語、インドネシア語の語学資格も語学Dレベル相当として認定可能です。

【応募に必要な書類】

以下にある「語学力目安表」を参照し、申告に必要となる語学スコアを取得した上で、応募時にご提出ください。スコアの取得時期には制限を設けませんので、過去に取得された語学スコアをお持ちの方は、「語学力目安表」に記載された資格であるかをご確認の上、ご提出ください。

【語学資格・スコアをお持ちでない方へ】

英語については、自宅受験型の資格(GTEC、CASEC)があります。自宅のPC等でいつでも受験でき、終了後すぐに結果を確認することができます。受験方法等は、ご自身でご確認ください。

【語学力目安表】

GTEC名称変更に伴い、今後GTECを受験される方は、「GTEC Business」若しくは「GTEC Academic」を受験ください(自宅受験を含む)。
レベルについては、語学力目安表に記載されているスコアを適用します。
なお、2018年3月1日の名称変更以前にGTECを受験された方についても、お持ちのスコアを提出することが可能です。

「言語問わずD」は、以下の「語学力目安表」に記載されているすべての言語のレベルD以上を対象とします。

2022年5月更新

コミュニケーション
レベル
英語 仏語 西語
A 十分なコミュニケーションが可能 ・英検準1級以上
・TOEIC®730点(S&W 290点)以上
・TOEFL®550点(CBT 213点、iBT 79点)以上
・GTEC(4技能 600点又は2技能 305点)以上
・CASEC(自宅受験型) 700点以上
・IELTS 6.0以上
・国連英検B級以上
・技術英検の準プロフェッショナル以上(旧工業英検2級以上)
・日商ビジネス英検1級
・ケンブリッジ英検(FCE、CAE/CPE)
・通訳案内業(案内士)
・JICA専門家定期テスト200点以上
†ビジネス英検(BEST)グレードB以上
†JICA英語検定2級以上
†協力隊シニア語学資格A級
・仏検準1級以上
・DELF B2以上
・仏語能力認定試験(TEF)541点以上
・仏国民教育省認定仏語能力テスト(TCF)400点以上
・仏国民教育省認定仏語能力テストインターネット(TCF SO)400点以上
・JICA専門家定期テスト200点以上
・通訳案内業(案内士)
†JICA仏語検定2級
†協力隊シニア語学資格A級
・西検2級以上、
ビジネス西検2級以上
・DELE中級(B2)(2009年度以前の資格保持者)
・DELE中上級(B2)(2010年度以降の資格保持者)
・SIELE(B2)以上
・通訳案内業(案内士)
・JICA専門家定期テスト200点以上
†JICA西語検定2級
†協力隊シニア語学資格A級
B どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている ・TOEIC®640点(S&W 260点)以上
・TOEFL®500点(CBT 173点、iBT 61点)以上
・GTEC(4技能 540点又は2技能 275点)以上
・CASEC(自宅受験型) 650点以上
・IELTS 5.0以上
・技術英検1級(旧工業英検準2級)
・JICA専門家定期テスト180点以上
・仏検2級
・DELF B1
・仏語能力認定試験(TEF)361点以上
・仏国民教育省認定仏語能力テスト(TCF) 300点以上
・仏国民教育省認定仏語能力テストインターネット(TCF SO)300点以上
・JICA専門家定期テスト180点以上
・西検3級、
ビジネス西検3級
・DELE初級(B1)(2009年度以前の資格保持者)
・DELE中級(B1)(2010年度以降の資格保持者)
・SIELE(B1)
・JICA専門家定期テスト180点以上
C 限られた範囲内での業務上のコミュニケーションが可能 ・英検2級
・TOEIC®500点(S&W220点、Bridge154点(2019年5月以前)Bridge 85点(2019年6月以降))以上
・TOEFL®470点(CBT 150点、iBT 52点)以上
・GTEC(4技能 450点又は2技能 225点)以上
・CASEC(自宅受験型) 570点以上
・IELTS 4.0以上
・国連英検C級
・商業英検1級
・日商ビジネス英検2級
・ケンブリッジ英検PET
・JICA専門家定期テスト150点以上
†ビジネス英検(BEST)グレードC
・仏検準2級
・DELF A2
・仏語能力認定試験(TEF)204点以上
・仏国民教育省認定仏語能力テスト(TCF) 200点以上
・仏国民教育省認定仏語能力テストインターネット(TCF SO)200点以上
・JICA専門家定期テスト150点以上
・西検4級
・DELE初級(A2)(2010年度以降の資格保持者)
・SIELE(A2)
・JICA専門家定期テスト150点以上
D 日常会話程度 ・英検準2級、3級
・TOEIC®330点(Bridge 130点(2019年5月以前)Bridge 65点(2019年6月以降))以上
・TOEFL®410点(CBT103点、iBT34点以上)
・GTEC(4技能 340点又は2技能 165点)以上
・CASEC(自宅受験型) 450点以上
・技術英検2級(旧工業英検3級)
・技術英検3級(旧工業英検4級
・日商ビジネス英検3級
・商業英検 2級、3級
・仏語能力認定試験(TEF)69点以上
・仏検3級・4級
・西検5級
・DELE入門(A1)(2010年度以降の資格保持者)
・SIELE(A1)
  • ※GTECは「GTEC Business」および「GTEC Academic」が対象です(自宅受験含む)。
  • ※SIELEは、「SIELE Global」「S1」「S2」「S3」「S4」のいずれも対象です。各パートの評価が異なる場合はA1レベルに近い方の評価を基準とし、語学レベルを選択してください。(例)S1を受験し、読解がB1、リスニングがB2であった場合…語学レベルは「B」を選択
コミュニケーション
レベル
ポルトガル語(一般案件およびシニア案件(日系社会シニア海外協力隊)対象)
D 日常会話程度 ・CAPLE(ポルトガル)CIPLE(A2)以上
・Celpe-Bras(ブラジル)intermediário以上

<一般案件のみ>

D
コミュニケーション
レベル
ドイツ語 イタリア語 ロシア語
日常会話程度
  • ・独検 4級以上
  • ・ゲーテ・インスティテュート・ドイツ語検定試験 A1以上
  • ・オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験(OSD)A1以上
  • ・TestDaF A1以上
・実用イタリア語検定試験 4級以上
・PLIDAイタリア語検定  A1以上
・ロシア語能力検定 4級以上
中国語 韓国語  
  • ・中国語検定 3級以上
  • ・中国政府公認中国語試験HSK 3級以上
  • ・中国語コミュニケーション能力検定(TECC)380点以上
 
・ハングル能力検定 4級以上  
タイ語 インドネシア語  
・実用タイ語検定試験 4級以上 ・インドネシア語技能検定試験 D級以上  
  • ※虚偽の申請が判明した場合には、合格が取り消しとなることがあります。
  • ※TOEIC®IP テストスコアも TOEIC®のスコアとして認められます。
  • ※TOEFL®の公式スコア票がない場合、EXAMINEE SCORE REPORT(受験者用控えスコア票)も有効となります。
  • ※TOEFL®は、EXAMINEE SCORE REPORT、Test Taker Score Report(受験者用スコア票)を TOEFL®のスコアとして認めます。
  • ※インターネット画面印刷はCASEC、GTEC以外は公式スコアとして認められません。CASEC、GTECについては、スコアレポートを提出してください。
  • ※商業英検(全国商業高等学校協会主催)、日商ビジネス英検(商工会議所主催)、技術英検(日本工業英語協会主催)

【耳寄り情報】

中学や高校で英検を受けたけれどスコアがどこにあるかわからない、という方も大丈夫です。再発行できます。以下の情報を参考に、各機関にお問い合わせください。なお、過去のJICA海外協力隊選考時に、TOEIC®団体特別受験制度(IPテスト)で取得したスコアについては、再発行ができませんのでご了承ください。

語学試験 英検 TOEIC® IELTS®
再発行
対象期間
過去も幅広く対象 受験から2年以内 受験から2年以内
再発行
手数料
1,100円 500円 1,100円~1,200円
再発行申込時
に必要な情報
検定合格の年度・回次、級、受験番号。
詳細不明の場合はおおよその合格年度、合格時の年齢、受験地(都市名)で問合せ可能。昭和60年以前に合格した場合は、再発行に時間を要します。
申し込み方法によって異なります。下記ウェブサイトにてご確認ください。 【日本英語検定協会】
受験日、受験番号
インターネットで申し込んだ場合は、ID、パスワードで情報入手が可能です。
【日本スタディ・アブロード・ファンデーション】
受験日、受験番号、受験地等
再発行申請書をメールまたは郵送にて提出
お問い合わせ先 公益財団法人日本英語検定協会
一般財団法人
国際ビジネスコミュニケーション協会

公益財団法人
日本英語検定協会

一般財団法人日本スタディ・アブロード・ファンデーション

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