REDD+は、熱帯林の減少と劣化対策により気候変動を抑制するための国際的メカニズム。
途上国の森林を守り、森で暮らす人々の生活や生物多様性を守るとともに、新しいビジネスチャンスを生み出す、世界を変えていく取り組みです。
無秩序な森林破壊は、本来は温室効果ガスの吸収源であるはずの森林を無くし排出源に変えてしまいます。途上国の広大な熱帯雨林を保全することは、気候変動対策の大切なポイントです。
途上国の森林は、多様な動植物を育む豊かな生物の宝庫です。森林の破壊は、その生物の宝庫がもたらす様々な恵みを失うことになります。豊かな自然を私たちの次の世代に残すための知恵と配慮がポイントです。
森を生計の場とする地域住民にとって、ただ「森を守れ」と言われるだけでは困ります。森を上手に活用すること、また、新しい生計手段を支援することにより、森と共存し持続的に活用できるようになることも、忘れてはいけないポイントです。
REDD+プロジェクトに参加することは、企業や団体にさまざまなビジネスチャンスをもたらします。CSRとしての取組に加え新しい市場の開拓、さらに排出削減クレジットの獲得などの可能性を秘めていることもポイントです。
途上国が、森林減少・劣化の抑制により温室効果ガス排出量を減少させた場合や、あるいは森林保全により炭素蓄積量を維持、増加させた場合に、先進国が途上国への経済的支援(資金支援等)を実施するメカニズムがREDD+。 一方、支援した先進国も気候変動抑制への貢献が評価されます。
つまり、途上国の森を守ることで、世界にいくつもの変化が生まれること。
REDD+は途上国、先進国ともにベネフィットが与えられる画期的な取り組みなのです。それがREDD+の特徴であり、今回のプロモーション・プロジェクトでぜひとも表現していただきたいポイントです。