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初の試み、「大学生地球案内人」の体験談

2019年9月11日

2019年夏、北星学園大学の大学生2名が短期職場体験プログラムとしてほっかいどう地球ひろばを訪問し、JICAが行う国際協力事業やJICAボランティア体験談、ワークショップや展示を通して持続可能な開発目標(SDGs)について深く学びました。
8月31日に開催された「世界ふれいあいひろば2019」では、来館した子どもたちへの「ほっかいどう地球ひろば案内」にチャレンジ。これまでの海外経験や学んできたことと、この短期職場体験での体験を繋ぎ合わせて、「大学生地球案内人」として自分たちの言葉で展示の説明を行いました。
ほっかいどう地球ひろば初の「大学生地球案内人」として頑張ってくれた、齊藤みなみさん、南澤拓也さんの体験談をご紹介します。
 
 

昨年大学のプログラムで国際ボランティアとしてタイを訪れ現地の孤児院に住む子供たちと交流しました。その経験がきっかけで国際協力に携わるJICAを訪問しました。

JICA世界ふれあいひろば2019で大学生地球案内人として私は 「SDGs-持続可能な開発目標」について、ふれあいひろばに来てくれた子どもたちに紹介しました。SDGsは17項目ありますが、そのうちの1つである「安全な水とトイレを世界中に」に重点を置いて話しました。少し難しい世界問題であるのに私が想像していた以上に子どもたちは興味関心を持ってくれました。子どもたちの積極的な参加とその保護者の方のあたたかい笑顔のおかげで緊張がほぐれ私自身楽しい気持ちでツアーを進めることができました。難しい国際問題に楽しさや私たちができることを全力で見つけ出してくれる子どもたちに感動しました。日本の将来を担っていく彼らにこのような機会を作ることは今後不可欠であると感じました。

私自身 SDGsについて元々浅かった理解が深まったとともに、子どもたちと一緒に国際問題について考える機会をいただき光栄です。今回のこの体験は私の就職活動はもちろん、今後の人生に役立つに間違いないと感じております。

                              北星学園大学3年 大学生地球案内人 齊藤みなみ
 

私は「JICA 大学生地球案内人」を体験して、伝える楽しさを学びました。
飢餓について普段の食事から考えようという内容で、最初は子どもたちにちゃんと伝わるのか不安でしたが、笑顔で子どもたちに質問するとみんな楽しそうに答えてくれて非常に達成感がありました。楽しみながらも真剣に聞いてくれていた子どもたちを見て、自分も貧困や環境問題について改めて考えるきっかけとなりました。
もし、またこのような機会や国際交流の場があれば積極的に参加したいと思いました。

                              北星学園大学3年 大学生地球案内人 南澤 拓也

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