日中農業技術研究開発センター機材整備計画

The Project for Improvement of Equipment for Japan China Research and Development Center for Agriculture Technology

終了案件

国名
中華人民共和国
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
農業開発/農村開発
交換公文(E/N)署名
2000年12月~
供与額
14.44億円

プロジェクト紹介

中国では、人口の増加に伴い、これまでの食糧生産体制では将来的に国内の食糧需要に対応できないと予想されていました。また、自然災害、地下水の汚染など、農業において解決すべき問題が存在していました。このため、環境に配慮しつつ安定的な食糧自給を確保していくため、実用的な研究開発および中国全土への成果の普及を図る中心的な組織として「日中農業技術研究開発センター」が設立されました。この協力では、同センターの研究活動に必要とされる分析機器などの導入を支援し、同国における農業実用技術の強化に寄与しました。

協力地域地図

日中農業技術研究開発センター機材整備計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 無償資金協力による供与機材が多く設置されている日中農業技術研究開発センター内分析センターの入り口。 

  • 分析室内に掲げられている高精度分析機器取り扱い上の注意事項や守るべきルールが記載されている額。無償資金協力による供与機材の保守管理が効果的に実施されている。 

  • 高精度分析機器室は整理整頓されて、清潔に保たれている。 

  • 無償資金協力による供与機材の分光光度計を使用して、土壌中のリンを分析中のカウンターパート。 

  • 土壌から重金属を抽出する振蕩器を扱うカウンターパート。修理をしながら長期に渡って使用している。 

  • 無償資金協力による供与機材の自動滴定装置で土壌中の有機物含有量を測定しているカウンターパート。 

  • 土壌微生物の分離をするためのクリーンベンチ。 

  • ベテラン技術者(手前)から分析機器の操作方法を学ぶ新人カウンターパート。また、ベテラン技術者による技術講習会も頻繁に行われ、技術の継承が保たれている。 

  • 無償資金協力による供与機材の使用状況、保守管理状況の定期点検をしているJICA中国事務所職員(奥)と説明をしているカウンターパート(手前2人)。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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