主要幹線上橋梁緊急復旧計画(第2期)

終了案件

国名
エルサルバドル
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
運輸交通
交換公文(E/N)署名
2001年5月~
供与額
7.26億円

プロジェクト紹介

エルサルバドルでは、1998年に発生したハリケーン・ミッチによる洪水の影響で、道路および橋梁の多くが被災しました。特に、中米を横断するパン・アメリカン・ハイウェイ上にある道路のラ・ペルラ橋、カングレハ橋、ヒボア橋は、最重要区間であり、地域住民の食糧の確保、さらには医療、教育機関へのアクセスを困難にしていました。日本は、この協力(第2期)により、カングレハ橋およびヒボア橋の架け替えを支援しました。これにより、安全で円滑な交通が確保され、地域住民の生活水準の向上に貢献しました。また、ヒボア橋は、2009年に中米に甚大な被害をもたらしたハリケーン・イダ発生の際も、国内の建設業者が施工した多くの橋梁が流される中、ほとんど無傷でその姿をとどめ、先方政府からも日本の建設技術が非常に高く評価されました。

協力地域地図

主要幹線上橋梁緊急復旧計画(第2期)の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 2009年11月に中米地域を襲ったハリケーンIDAによる被害を受けても、橋脚が流されなかったヒボア橋(2010年3月撮影)。橋脚に絡みつく流木が、洪水のすさまじさを物語っている。これを契機に日本の技術力の高さが注目され、公共事業大臣から「災害に強いインフラ作り」を目指すプロジェクトが要請された(現在、当該技術協力プロジェクトを実施中)。 

  • 現在の橋梁の様子(2012年3月) 

  • 現在の橋梁の様子(2012年3月) 

  • 日本の協力であることを示す銘板(2012年3月) 

  • 現在の橋脚の様子(2012年3月) 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。