結核対策向上プロジェクト
Project for Quality Tuberculosis Control Programme
終了案件

- 国名
- フィリピン
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 保健医療
- 協力期間
- 2002年9月~2007年8月
プロジェクト紹介
フィリピンはかつて罹患率が世界第7位の結核高蔓延国でしたが、1992年から日本により結核対策の技術協力が実施された結果、協力対象地域のほとんどで治癒率の改善が図られるなどの成果を得ました。この協力では、この成果を全国へ拡大すべく、DOTS(直接監視下短期化学療法:患者の服薬を直接確認する等の治療方法)の実施能力の向上、診断技術の強化、喀痰検査ネットワークの強化、結核対策を監視するためのオペレーショナル・リサーチ実施能力の向上などを支援しました。これにより、全国平均で患者発見率70パーセント、治癒率85パーセントの世界共通目標を達成し、フィリピンの結核患者の低減に寄与しました。