南部イエメン結核対策拡充計画
The Project for Expansion of Tuberculosis Control in the Southern Governorates
終了案件
- 国名
- イエメン
- 事業
- 無償資金協力(交換公文(E/N))
- 課題
- 保健医療
- 交換公文(E/N)署名
- 2002年7月~
- 供与額
- 5.89億円
プロジェクト紹介
イエメンでは1997年時点で毎年4,700人程度の結核患者が発生しており、WHOと日本の支援の下で、直接監視下の短期化学療法(対面指導により数ヵ月に渡り薬剤投与を施し完治率を高める治療手法)の導入を進めていました。しかし旧南イエメン地域では、医療従事者の養成施設がなく、結核対策が遅れていました。この協力では、旧南イエメン地域を対象とした結核対策官の研修・訓練と結核検査・研究のための施設「アデン結核対策センター」の建設を支援しました。結核対策官の育成を通じ、結核患者の早期発見および治療の改善に貢献しました。