第三保健地域病院網強化計画(第1期)

終了案件

国名
ホンジュラス
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
保健医療
交換公文(E/N)署名
2002年6月~
供与額
9.27億円

プロジェクト紹介

ホンジュラスの第2の都市サンペドロスーラが位置する第3保健地域では、公的な分娩施設や緊急診療所が不足しています。そのため、同地域のマリオ・カタリノ・リバス病院に患者が集中し、本来果たすべき高度医療の提供が困難な状況になっていました。この協力(第1期)では、同市のレオナルド・マルティネス地方病院に新たに母子棟を建設するとともに、必要な機材の調達を支援しました。これにより、地域住民への医療サービスの向上とともに、病院網の整備にも寄与しました。

協力地域地図

第三保健地域病院網強化計画(第1期)の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 本協力(第1期)で整備されたレオナルド・マルティネス病院の産科棟入口。サン・ペドロ・スーラ市内に立地し、正常分娩と低リスクの帝王切開を対象とする産院。病棟、外来部、分娩部、手術部、新生児、検査などから構成され、鉄筋コンクリート2階建て。出産専用施設であり、年間一万件以上の普通分娩、帝王切開を取り扱っている。 

  • 本協力(第1期)で整備されたレオナルド・マルティネス病院の外来待合室。母子棟の出入口から、そのまま進むと産前・産後の検診を受ける外来部に至る。母子棟は清掃が行き届いており、常に清潔さを保っている。陣痛がきた妊婦が診察を待っている。 

  • 本協力(第1期)で整備されたレオナルド・マルティネス病院の手術室。天井無影灯が、分娩手術室の1と2の天井に据付られている。いずれも稼働し、毎日使用されている。 

  • 本協力(第1期)で整備されたレオナルド・マルティネス病院の新生児集中治療室。 

  • 本協力(第2期)に整備されたビジャヌエバ緊急クリニック。正面入り口から左側に薬局、ラボ検査室などが配置されている。クリニックは清掃が行き届いており、常に清潔さを保っている。 

  • 本協力(第2期)に整備されたビジャヌエバ緊急クリニックの緊急移送用保育器。 重篤な未熟児や疾患新生児をサン・ペドロ・スーラ市内の上位医療機関へ搬送するために使用されている。 

  • 本協力(第2期)で整備されたビジャヌエバ緊急クリニックの分娩室。分娩室に2台の分娩台が設置されており、いずれも稼働する。分娩時に使用されている。 

  • 本協力(第2期)に整備されたチョロマ緊急クリニック。サン・ペドロ・スーラ市に近いチョロマ市に立地しており、診察・治療を主とした、時間外・休日診療所としての機能と正常分娩機能をもつ。鉄筋コンクリート平屋建て。 

  • 本協力(第2期)に整備されたチョロマ緊急クリニックの分娩室。分娩室に2台の分娩台が設置されている。 

  • 本協力(第2期)に整備されたチョロマ緊急クリニックの新生児処置台。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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