オサニッチャ橋及びボガティチ橋改善計画

ボスニア・ヘルツェゴビナは、1992～1995年の紛争により、多くの橋梁が破壊されるか、老朽化が激しく、輸送網の支障となっていました。ほとんどの輸送が道路中心となっており、人・物の往来に支障をきたしているほか、難民帰還および民族和解の促進を阻害する要因となっていました。この協力では、特に優先度の高いオサニッチャ橋およびボガティチ橋の改修を支援しました。これにより、同国の輸送網が改善され、対象地域にある幹線道路とその周辺住民約23万1,000人の人的・物的往来の活発化に寄与しました。