ドボイ橋及びモドリッチャ橋建設計画

ボスニア・ヘルツェゴビナでは、1992年から4年に及んだ紛争により、多くの橋梁が破壊・寸断され、老朽化や保守管理不足による損傷が進み、重量車両の通行制限が行われるなど、円滑な交通を阻害していました。この協力では、主要幹線上に位置しており優先度の高いドボイ橋とモドリッチャ橋の架け替えを支援しました。橋の完成後は、積載量20トン以上の重車両も迂回する必要がなくなり、また橋の走行速度にも計画通りの改善が見られるなど、周辺地域の住民および物資の流通の円滑化に貢献しました。