ガボンでは、国民一人あたりの年間水産物消費量は約45キログラムに上り、淡水魚への嗜好は非常に強く水産物の価格も高くなっています。しかし、適切な鮮度維持施設がなく、集荷量の変動も激しいため過剰に採集された漁獲物は価格の低い燻製品に加工されるか廃棄されるしかなく、日常的に供給が不安定な状況にありました。この協力では、水揚施設の建設や製氷機などの整備を支援しました。これにより内陸部および首都リーブルビルへ流通する水産物の品質向上および安定的供給が確保され、漁業者の収入増加に寄与しました。
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