国内かつお・まぐろ類漁業基盤修復計画
The Project for Rehabilitation of the Domestic Tuna Fishery
終了案件

- 国名
- ソロモン
- 事業
- 無償資金協力(交換公文(E/N))
- 課題
- 水産
- 交換公文(E/N)署名
- 2005年3月~
- 供与額
- 9.73億円
プロジェクト紹介
ソロモン諸島西部州周辺は、かつお資源が豊富です。西部州ノロにあるソルタイ漁業会社(注1)は漁船を所有し、かつお類の漁獲と缶詰などへの加工を行っています。同社は、約1,000人を雇用し、輸出される加工品は貴重な外貨収入源となっており、缶詰は国民の重要な動物性蛋白源となっています。しかしながら、同社の保有する漁船は、老朽化が著しい状況です。そのため日本は、かつお竿釣漁船を供与しました。この協力により、漁船稼働率と漁獲量の向上、漁船整備費用の削減が図られ、ソロモン諸島の外貨獲得、ツナ缶詰供給、雇用の確保に寄与しました。 (注1:同社は供与時には公社であったが、2010年に民営化され現在は民間企業になっている。)