水質管理能力強化プロジェクト

フィリピンでは、経済発展による人口や産業の集中化に伴って必要とされる上下水道、都市排水、公害防止対策などの環境インフラの整備が追いつかず、水質汚濁が広範囲に進行した結果、国民の健康のみならず漁業や観光産業に多大な影響を与えていました。この協力では、同国環境管理局（EMB）に対し、水質浄化法に基づいた総合的水質管理政策と施工にかかるガイドラインの作成や研修を通じ、関係者の能力強化を支援しました。これにより、EMBの水質管理能力の強化に寄与しました。