工業用水技術研究所(フェーズ2)
The Project on the Industrial Water Technology Institute Phase 2
終了案件

- 国名
- タイ
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 環境管理
- 協力期間
- 2000年6月~2005年5月
プロジェクト紹介
タイでは、急激な工業化に伴い、工業用水需要の急増による地盤沈下や、不十分な排水処理による水質汚濁が問題となっていました。同国工業省は、民間企業や工場局内関係者に対して水使用の合理化、排水処理・再利用、工業用水供給に関する技術指導を実施する機関として、新たに工業用水技術研究所(IWTI)を設置し、これまで、日本が、「工業用水技術研究所プロジェクト(フェーズ1)」として、IWTIスタッフの技術能力の向上を支援してきましたが、この協力(フェーズ2)では、工場内の管理者や工業省の検査官などを対象とした研修コースの運営や教材作成などの技術移転を通じて、IWTIスタッフのさらなる育成を支援しました。これにより、産業界において、より効率的な水使用やより効果的な排水処理が行われ、同国の環境の改善に寄与しました。