医療技術者育成プロジェクト

カンボジアでは、1970年代に始まった紛争と政治混乱の中で医師や看護師が殺害され、今でも医療従事者の不足が保健医療サービスの向上の障害となっています。特に臨床検査技師や放射線技師の人材不足は深刻です。本協力では、プノンペン市内にある国立の医療技術者学校と地方の看護・助産学校で、看護師・臨床検査技師・放射線技師・理学療法士の教育の改善のため、指導要領・カリキュラム・シラバスの作成や研修の実施などを支援しました。これにより医療従事者を育成するための教育環境が整備され、人材不足の解消に寄与しました。