公務員研修能力強化プロジェクト

バングラデシュの公務員制度は、過度の中央集権、透明性の低さ、効果的人事システム・管理の欠如などの問題を抱えており、1990年代後半以降、政府規模適正化や業績評価制度の改善などに取り組んできたものの、質の向上や業務改善には十分に繋がっていませんでした。この協力では、総合的品質管理（TQM）を通じた公共部門組織マネジメント能力の改善を目的に、モジュールの開発や関係者の実施能力の向上などを支援しました。これにより、TQMの実践を通じた公共セクター組織によるサービスの質の改善に寄与しました。