結核対策プロジェクト
Tuberculosis Control Project in Pakistan
終了案件
- 国名
- パキスタン
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 保健医療
- 協力期間
- 2006年4月~2009年3月
プロジェクト紹介
パキスタンでの結核患者数急増を受け、同国政府は1995年にDOTS手法(直接監視下短期化学療法)を試験的に実施、拡大してきました。その結果、2005年にはDOTSの人口カバー率100%が達成されました。しかしDOTSの急速な拡大の一方、質の向上が遅れており、質の高いDOTS展開のための国家結核対策プログラム機能の強化が課題でした。この協力では、モデルサイト4県において行政官を含む医療従事者に対する研修、記録・報告の強化などの活動を支援しました。これにより、プログラム実施主体である州および郡と中央政府の連携による質の高い国家結核対策プログラムが実施され、パキスタン全国の結核死亡率の減少に寄与しました。