自由流通米証明種子の生産・普及システムの強化プロジェクト

Reinforcement of certificated seed production and extension system in popular rice

終了案件

国名
キューバ
事業
技術協力
課題
農業開発/農村開発
協力期間
2006年10月~2009年10月

プロジェクト紹介

キューバでは主食である米の生産量は需要を満たしておらず、米の自給率を高めることはキューバ政府の重要政策の一つでした。日本政府は、キューバ政府の要請に基づき、稲作面積が国全体の4割を占める中央地域5県において開発計画調査型技術協力を実施した結果、自由流通米生産において証明種子の利用率が約27%(2003年)と少なく、種子の質や生産性が低いため、生産の拡大のためには地域特性に適した優良品種の導入が急務であること、また、自由流通米用の種子認証制度の改善が必要であることが判明しました。この協力では、証明種子を生産するための種子生産・配布計画を作り、種子生産農場関係者、普及員、種子検定員、リーダー農家に対して研修を行い、稲作研究所が推奨する品種についての研修と情報提供を行うことを通じて、登録種子の計画的配布を図り、自由流通米生産者(小規模農家)が高品質の種子を生産することに貢献しました。

協力地域地図

自由流通米証明種子の生産・普及システムの強化プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • プロジェクトで作成された研修教材 

  • リーダー種子農家による実証圃場(サンクティスピリトゥス県)  

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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