(The Project for Shellfish Aquaculture Development in the Republic of El Salvador)
エルサルバドル東部地域は、特に社会経済発展が遅れており、沿岸部の漁村では、赤貝や在来種カキを中心とした貝類採集とエビトロール漁業が零細漁民の生活を支えてきました。しかし、内戦とその後の混乱により、生活の糧を失った内陸部住民が沿岸部に流入し、貝類採集に従事し始めたため、資源の減少が急速に進み、漁場が年々遠隔化するなど、収入の減少と労働時間の増加が問題となっていました。この協力では、適正な資源管理に基づいた貝類増養殖を中心とする生計向上モデルの提案を支援しました。これにより、同沿岸地域の貝類増養殖を中心とする生計向上モデルの普及に寄与しました。
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