鉱害防止指導体制強化プロジェクト
Project on Insitutionalization of Mine Pollution Control
終了案件

- 国名
- チリ
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 環境管理
- 協力期間
- 2002年7月~2007年6月
プロジェクト紹介
チリは、銅やモリブデン、金、炭酸リチウム、硝酸塩類など世界的な鉱物の産出国です。同国政府は鉱業にかかる環境問題が適切に処置されることが重要であるとし、環境保全に関する政令を制定していますが、推定約4,000におよぶ休廃止鉱山はその実態が把握されないまま放置されており、河川・湾の水質汚濁、酸性排水による土壌汚染などによる農産物や住民への被害が懸念されていました。この協力では、鉱業省地質鉱山局に対し、休廃止鉱山の実態把握や環境への影響を含む情報データベースの整備、さらには鉱業環境影響評価などについての技術の移転を支援しました。これにより、同国の休廃止鉱山による鉱害を防止し、環境被害の減少に寄与しました。