食品安全国家プログラム強化プロジェクト
Strengthening of the National Food Safety Program
終了案件
- 国名
- チリ
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 保健医療
- 協力期間
- 2005年12月~2008年12月
プロジェクト紹介
チリの食品産業界は、生産量の増加や多様化、新技術の導入により変化が著しいにもかかわらず、衛生管理システムがこれに対応できていない状況です。同国政府は食品衛生規則を制定し、食品中の化学物質や農薬などの基準値を設定するなど、各種法整備を行い衛生管理規則の強化を行ってきましたが、食品産業界の指導・監視の役割を担う食品衛生監理官の能力不足が課題となっていました。この協力では、厚生省および公衆衛生研究所(ISP)を中心に、同国における食品安全行政システムの機能強化のための技術支援や人材育成を実施しました。これにより、同国内で流通する食品の安全性が向上し、消費者の健康増進に寄与しました。