(Japan-China Cooperation Plan of Earthquake First-aid Capacity Training)
地震が多発する中国では、地震災害対応体制を整備していますが、2008年の四川大地震発生時は効率的な対応が課題となりました。災害応急対応人材(地方行政官や救助隊員など)の能力を強化するために訓練施設などの整備は進んでいますが、研修を実施する人材、研修に必要なテキストや体系だったカリキュラムの整備が急務となっていました。日本はこれまでも過去の災害事例を教訓として災害対応を担う人材の育成に取組んできました。この協力では、この経験を活かし、同国で災害対応・救助の指導者となる人材の育成やカリキュラムの整備、訓練所やモデル地方でのOJT指導などを通じて、地震災害対応能力の強化を行いました。
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