日本・中米友好橋建設計画(エルサルバドル)

終了案件

国名
エルサルバドル
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
運輸交通
交換公文(E/N)署名
2007年6月~
供与額
6.50億円

プロジェクト紹介

中米など7ヵ国(グアテマラ、ベリーズ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマ)の経済統合と持続可能な発展を目指し2001年に策定されたプエブラ−パナマ計画では、中米地域を東西に結ぶ太平洋回廊と、エルサルバドルのラ・ウニオン港とホンジュラスのコルテス港を南北に結ぶ大洋間ロジスティック回廊を陸上交通の最重要路線として位置づけていますが、この2つの回廊の交差付近に位置し、エルサルバドルとホンジュラスの国境に架かるゴアスコラン橋は老朽化に伴い安全上の大きな問題を抱えていました。この協力では、同橋に替わる新橋(日本・中米友好橋:橋長170メートル、幅員14メートル、片側1車線)の建設を支援しました。これにより、同橋梁を通行できる車両重量が増大するとともに、日本の円借款によるラ・ウニオン港の改修などとの相乗効果により、中米諸国間の物流および経済の発展に貢献しました。

協力地域地図

日本・中米友好橋建設計画(エルサルバドル)の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 上流から見た既存ゴアスコラン橋全景(協力実施前撮影、以下2〜5まで同様) 

  • 狭い橋梁幅員 

  • 劣化の進むトラス 

  • 旧橋の路面の損傷 

  • 上流より望む架橋位置全景 

  • この協力で建設された日本・中米友好橋 

  • 新橋上で麻薬検査待ちの大型トラック 

  • エルサルバドル新橋接続道路上の検問所 

  • エルサルバドル側乗用車・バス用出入国審査・税関(旧橋に接続) 

  • 国境付近の小商店 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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