シャーガス病対策プロジェクト フェーズ2
Chagas Disease Control Project Phase 2
終了案件

- 国名
- ホンジュラス
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 保健医療
- 協力期間
- 2008年3月~2011年3月
プロジェクト紹介
土壁や藁葺き屋根でできた家屋に住むサシガメを介して感染する「シャーガス病」は、慢性になると死を待つしかない、マラリアに次いで恐ろしい熱帯病で、貧困層の疾病とも言われています。ホンジュラスでは、約30万人もの人々が感染しているとされていました(2006年)。日本は2000年よりシャーガス病対策への技術協力を開始し、サシガメ生息率の減少に大きく貢献しました。この協力(フェーズ2)では、対象県(インティブカ、レンピラ、コパン、オコテペケ、ヨロ、コマヤグア、エル・パライソ、フランシスコ・モラサン)において、住民参加型の監視体制や、シャーガス病対策にかかる情報伝達体制の確立などを支援しました。これにより、同国においてシャーガス病の伝搬の中断に寄与しました。