サントドミンゴ特別区廃棄物総合管理能力強化プロジェクト

Project for Appropriate Waste Management in Santo Domingo National District

終了案件

国名
ドミニカ共和国
事業
技術協力
課題
環境管理
協力期間
2009年7月~2012年7月

プロジェクト紹介

ドミニカ共和国のサントドミンゴ首都圏は、急速に進む都市化により大気汚染や水質汚染などの多くの都市型環境問題を抱え、中でも廃棄物問題は解決すべき緊急の課題として上げられました。日本は、これまでも同首都圏の廃棄物管理の向上についてマスタープランづくりなどの支援を行ってきていますが、廃棄物の減量化、廃棄物の排出等に関する住民啓発、収集・運搬車輌のメンテナンスについてはは未だ技術、知識、経験が不足していました。この協力では、サントドミンゴ特別区役所の廃棄物管理計画能力の強化を支援しました。

協力地域地図

サントドミンゴ特別区廃棄物総合管理能力強化プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • カウンターパート機関(DIGAUE)事務所でのカウンターパートとの日常協議状況:専門家チームはカウンターパート機関の事務所に同居しており必要時に速やかに打ち合わせ等カウンターパートとコミュニケーションが取れる体制を構築している。 

  • カウンターパートとの収集車両整備工場における週定例協議状況:収集車両整備工場はカウンターパート機関事務所から離れているため毎週1回以上専門家が整備工場に出向き濃密なコミュニケーションを取っている。 

  • リサイクル無償提供の中古収集車:部品管理と修理指導を行っている。 

  • 学校での古紙回収パイロットプロジェクト事前打合:カウンターパートが主役となり説明を行い専門家チームはカウンターパートのサポートを行いつつカウンターパートの能力強化を図っている。 

  • 学校での古紙回収パイロットプロジェクト:古紙リサイクル重要性とパイロットプロジェクト活動状況のカウンターパートによる生徒と関係者への説明。 

  • コミュニティでの排出改善パイロットプロジェクト:収集指定日指定時間のごみ排出改善活動の事前打合せ。 

  • 排出改善パイロットプロジェクト実施状況【改善前の様子】:定時収集により街路にごみが長時間放置されなくなった。 

  • 排出改善パイロットプロジェクト実施状況【改善後の様子】:定時収集により街路にごみが長時間放置されなくなった。 

  • アルゼンチン第3国研修:ブエノスアイレス首都圏の中継基地視察。 

  • 2010年7月プロジェクト・セミナー:プロジェクトの活動内容、成果、教訓を広く関係者と共有、招待者80名を大幅に超える130名の参加があり、本プロジェクトへの関心の高さがうかがえた。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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