南部スーダン戦略的保健人材育成プロジェクト

南部スーダンでは、1983年以降2005年1月に南北包括和平合意が成立するまで、スーダン連邦政府と反政府勢力であるスーダン人民解放戦線の間で長い内戦が続き、保健医療分野も大きく影響を受けました。また、医師、看護師などの保健人材が不足しているのに加え、多くの場合教育・研修レベルも十分ではなく質的にも問題がありました。この協力では、保健行政能力の強化とパイロット的な保健人材育成研修の実施を通じ、南部スーダンの保健分野の現場のニーズに基づく人材育成研修を効果的に実施していくための能力強化を支援しました。