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生産者から毎年送られる特産品を政府職員がチェックシートを元に、厳正に審査し、その年の優良な特産品(一村一品)とその生産者を選びます。2011年度の選考会では、100品以上の特産品の中から、優良10製品、次点30製品、候補20製品が選ばれました。
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生産者グループは規模が小さく、直接トレーダーと意見交換する機会が不足しています。プロジェクトによるビジネスマッチングセミナーの開催により、こういった生産者が、自社製品をトレーダーに直接説明する機会を得ることができました。
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トレーダーは製品をチェックし、製品改善に向けた多くのアドバイスをしました。この声に応えるため、生産者の品質改善活動は今も続いています。
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製品改善に向け、生産者に対してSWOT(強み、弱点、機会、脅威)分析トレーニングを実施しました。2012年には生産者のビジネスプラン作りを支援し、生産者の自助努力を促します。
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ダカール国際展示会(FIDAK)ではプロジェクトブースを設営し、優良10製品とその生産者に製品紹介の機会を提供しました。
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FIDAKにおいて、生産者はダカール市民やトレーダーに向けて製品を紹介しました。12日間の展示会を通じて、多くの方々に製品サンプルを買っていただき、生産者の1ヵ月の総売上を超える売上を記録しました。
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2011年優良製品(ビサップ):オーガニックとフェアトレードの認証を受けているビサップ(ハイビスカス)の生産者です。ビサップ茶など製品の一部は、海外にも輸出されています。
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2011年優良製品(皮なめし):天然素材だけを使い、伝統手法でなめされたこの地の皮は、革職人の手を経て、セネガルの革製品として消費者に愛されています。
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2011年優良製品(貝加工):天日乾燥した貝は海岸線に住む人々の産品としてセネガルで有名です。この生産者は、丁寧な作業工程により高品質な貝の水煮を作った努力が評価され、優良製品に認定されました。
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2011年優良製品(マングローブ蜂蜜):マングローブ林に設置された養蜂箱から採取する貴重な蜂蜜を生産しています。近隣のマングローブ蜂蜜生産者と提携し、販路拡大を図ります。