予防接種強化計画
終了案件

- 国名
- マダガスカル
- 事業
- 無償資金協力(交換公文(E/N))
- 課題
- 保健医療
- 交換公文(E/N)署名
- 2008年6月~
- 供与額
- 2.28億円
プロジェクト紹介
ミレニアム開発目標(MDGs)達成のため、乳幼児死亡率の半減を目標に掲げるマダガスカルでは、麻疹、ポリオなどの予防接種の普及・拡大を重要課題と位置づけていますが、機材の不足や老朽化によりワクチンの保冷保存施設が不十分な状況で、予防接種率は約70パーセントに留まっていました。この協力では、同国各地の病院や診療所などに、電気式冷凍冷蔵庫やソーラー式冷凍庫など計657品の保冷機材の調達を支援しました。これにより、1才未満児約100万人、リプロダクティブ期(15〜49歳)の女性約120万人に対する安定した予防接種が可能になるとともに、新生児の結核、麻疹、ポリオなどの予防接種率が向上し、感染症罹患の減少にも寄与しました。