3R及び廃棄物適正管理のためのキャパシティーディベロプメント支援プロジェクト
The Project for Capacity Development of Central and Local Governments for 3R and Domestic Solid Waste Management System
終了案件
- 国名
- インドネシア
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 環境管理
- 協力期間
- 2013年10月~2016年10月
プロジェクト紹介
インドネシアでは、人口の増加や経済成長に伴い、大都市を中心に廃棄物の発生量が増加しています。同国政府は環境省および公共事業省を中心に啓発冊子の配布・広告、コミュニティを対象とした廃棄物管理に関するガイドライン・ガイダンスの普及などを実施していますが、その効果は限定的で、廃棄物削減活動に関する技術的な知見や実施能力も不足しています。この協力では、3R活動と廃棄物管理活動(家庭を中心とした廃棄物対象)の実施に必要な省令や条例の策定と、パイロットプロジェクトを通じた対象都市における3Rと廃棄物管理実施能力の強化を支援しました。これにより、廃棄物管理法および関連政令・省令・地方条例に則った適切な3R活動および廃棄物管理が、全国で実施されました。
1)上位目標
廃棄物管理法及び関連政令・省令・地方条例に則った適切な 3R活動及び廃棄物管理(家庭系・家庭系類似廃棄物対象)が、全国の代表的な地方自治体において順次実施されるための準備が整う。
2)プロジェクト目標
廃棄物管理法及び関連政令・省令・地方条例に則った 3R 活動及び廃棄物管理(家庭系・家庭系類似廃棄物を対象とする)が、対象都市で実施される。
3)成果
成果 1
廃棄物管理法(No.18/2008)に則り、3R 活動と廃棄物管理活動(家庭・家庭類似系廃棄物対象)の実施に必要な省令案10が策定される
成果 2
対象都市において、廃棄物削減に重点を置いた廃棄物管理計画(中期アクションプラン) が市の条例に則って策定される
成果 3
パイロットプロジェクトの実施を通じて、対象都市の 3R と廃棄物管理実施能力が強化される