ザンベジア州ナンテ地区稲作生産性向上のための技術改善プロジェクト

Project for Improvement of techniques for increasing rice cultivation productivity in Nante, Maganja da Costa District, Zambezia Province

終了案件

国名
モザンビーク
事業
技術協力
課題
農業開発/農村開発
協力期間
2011年1月~2015年1月

プロジェクト紹介

モザンビークでは、米の消費量が年々増加しているものの、多くを輸入にたよっており、自給率の向上が急務となっています。中部に位置するザンベジア州は、地形や気候などに恵まれた国内最大の稲作地域ですが、既存の灌漑施設の老朽化や維持管理体制の不備、また栽培技術の未熟さなどにより、期待される生産性向上を果たせていませんでした。この協力では、ザンベジア州インタボ灌漑区において、灌漑稲作技術の改良および灌漑施設の維持管理能力の向上を支援しました。これにより、米の生産量の増加、生産性の向上に寄与しました。

協力地域地図

ザンベジア州ナンテ地区稲作生産性向上のための技術改善プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • インタボ灌漑スキームパイロットサイトにおいて、圃場均平技術を開発中のベトナム人稲作(Mr. Long)と種子生産(Mr.Vy)専門家。 

  • インタボ灌漑スキームの研修参加農家に対し、苗代作りの実地指導をするベトナム人稲作(Mr. Long)と種子生産(Mr.Vy)の専門家。稲作技術普及はプロジェクトの課題。 

  • インタボ灌漑スキーム水利組合の新役員選挙実施の様子。水利組合のキャパシティビルディングは、本プロジェクトの課題の一つ。 

  • プロジェクト専門家チーム(日本・ベトナム共同)のザンベジア州農業局(DPA)カウンターパートチームとの協議の様子(キリマネ市DPA会議室にて)。プロジェクト活動の実施過程に州農業局カウンターパートが参加。 

  • モザンビーク・アイレス首相によるインタボ灌漑スキームの視察と水利組合長の応対の様子。本プロジェクトは州内灌漑稲作開発のモデル事業として注目され、モザンビーク政府要人の視察の機会が多い。 

  • 農家展示圃における収量調査(坪刈り1平方メートル) 

  • 坪刈りした稲の脱穀作業(手作業) 

  • 試験栽培状況(Mocuba品種) 

  • N1水路に設けられた水路横断橋 

  • 供与機材であるハンドトラクター 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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