非食糧系バイオマスの輸送用燃料化基盤技術

Innovation on Production and Automotive Utilization of Biofuels from Non-Food Biomass

終了案件

国名
タイ
事業
技術協力
課題
資源・エネルギー、農業開発/農村開発
協力期間
2010年5月~2016年3月

プロジェクト紹介

タイでは、代替エネルギーの原料として、パームなど食糧系バイオマスが主流となっています。しかし、食糧確保の観点から、非食糧系バイオ燃料開発のメカニズムの解明と試験標準化のニーズが高まっています。そして、その有望な選択肢としてジャトロファ油ならびに余剰農業廃産物があげられます。この協力では、ジャトロファオイルからのバイオディーゼル燃料製造におけるコスト低減や安全性確保、燃料品質確保に向けた技術の構築に取り組むとともに、未利用のジャトロファ残渣のバイオオイル生成技術と燃料化技術の確立に取り組みました。

協力地域地図

非食糧系バイオマスの輸送用燃料化基盤技術の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ジャトロファの種。これを絞って油をとる。 

  • ジャトロファ果実とジャトロファ由来高品質バイオディーゼル燃料(BDF) 

  • カセサート大学ライスワン実験農場のジャトロファプランテーションを調査する早稲田大学及びタイ国立金属・材料技術センター(MTEC)、ライフサイクルアセスメント(LCA)研究チーム 

  • 熱分解により抽出したバイオオイルについて議論する産業技術総合研究所の村田グループ長と科学技術研究院(以下、TISTR)の研究者 

  • 分析装置を用いた分析手法をTISTRの研究者に指導する産業技術総合研究所の鳥羽チーム長 

  • セミナーで研究概要を説明する早稲田大学の大聖教授 

  • 数々のトラブルを乗り越え、ついに完成した高品質バイオディーゼル製造装置 

  • 高品質バイオディーゼル製造装置の操作講習をメーカー技術者から受けるTISTRの操作担当スタッフ 

  • アルカリ化合物を準備する危険な作業中のTISTRスタッフ 

  • 高品質バイオディーゼル 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

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