アマゾンの森林における炭素動態の広域評価

Carbon Dynamics of Amazonian Forests

国名
ブラジル
事業
技術協力
課題
自然環境保全
協力期間
2010年5月〜2014年5月

プロジェクト紹介

世界最大の森林地域アマゾンを抱えるブラジル。アマゾンにおける森林破壊の阻止と炭素排出の抑制は、気候変動対策の観点から地球規模の課題となっています。この協力では、過去に技術協力を行った国立アマゾン研究所と共同でさらにフィールド調査を進め、森林毎の炭素動態を解明するとともに、高度なリモートセンシング技術を有する国立宇宙研究所と共同で、衛星データを利用した広域な森林の炭素動態の評価技術の開発に取り組みました。これにより、中央アマゾンにおいて、森林減少・劣化の防止によって得られるCO2排出削減量の定量的な評価を図りました。

協力地域地図

アマゾンの森林における炭素動態の広域評価の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 見渡す限り、どこまでも続くアマゾンの森。「常に新しい発見があるアマゾンをどんどん好きになってきました」と石塚専門家(チーフアドバイザー)は話す。 

  • アマゾン川上流の調査地で、20メートル四方にあるすべての木の重さを測り、炭素量を推定する「地上班」。 

  • 調査では地中の根もすべて掘り起こす。2メートルの根を掘るのに2日間かかったこともある。 

  • ほとんど調査が行われていない中央アマゾンの森の約1000カ所で、木の直径の測定や花などを採取する調査を行い、植生などのデータを収集している。 

  • 採取した根などをマナウスにある国立アマゾン研究所(INPA)に持ち帰り、より詳細に炭素量を分析する。 

  • マナウスより先には道路がないため、船で移動・寝泊まりし、さらに奥地にある調査地には、より小さなボートで向かう。 

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