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裁判所で審判が下るまでの期間中、子どもたちはRemand Homeという施設に入る。日本でいう少年鑑別所に当たる。
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更生学校では子どもたちが円滑に社会に戻れるようにさまざまなリハビリテーションプログラムが行われる。この写真は子どもたちへの職業訓練の一環であるパン作りの実習風景。
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更生学校での食事の準備。子どもたちもお手伝いをする。
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実際に更生学校でリハビリテーションプログラムを受けている子どもが描いた「少年司法の流れ」のイラスト。自分がどのような経緯を経て更生学校にいるのかが良く描かれている。
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プロジェクトに携わるケニア人カウンターパートと日本人専門家。児童局、保護観察局、警察、裁判所、刑務所の5機関が関わり少年保護に関わる職員向けの研修体制をゼロから作っていくこのプロジェクト。互いの信頼関係と密なコミュニケーションが必要とされる。写真は、保護観察官、刑務所の保護福祉部の部長、児童局職員と日本人専門家の打ち合わせ風景。
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研修体制を実際に作り上げていくのは児童局、保護観察局、警察、裁判所、刑務所の5機関から選ばれたNational Implementation Teamのメンバー。裁判所の判事と更生学校のマネージャーが、機関を超えて協力し合って研修の講義で使われるマニュアルを作っているところ。彼ら自身もこの過程で学ぶことは多い。
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第1回少年保護関連職員パイロット研修の研修生(一部)。裁判所、警察、刑務所、保護観察、児童局の5機関の職員が集まる。
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少年保護関連職員パイロット研修を受ける研修生。真剣に学んでいる様子。
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少年保護関連職員パイロット研修風景。カウンセリングの理論を学び、ロールプレイで実践しているところ。カウンセラー役と相談者役を演じ、実際に想定されるケースでどのような対応が考えられるかを演じた後に議論する。
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少年保護関連職員パイロット研修に参加した研修生が、職場に戻った後に周りの職員に学んだ知識を共有するために自発的に作ったパンフレット。このように、自助努力で同僚に働きかける姿勢が窺える。