鉱山での地震被害低減のための観測研究プロジェクト

Observational Studies in South African Mines to Mitigate Seismic Risks

終了案件

国名
南アフリカ共和国
事業
技術協力
課題
水資源・防災
協力期間
2010年8月〜2015年8月

プロジェクト紹介

1970年代には世界の3分の2の金を生産した南アフリカ。近年では採掘深度が地下3,400メートルを超す地点もあり、落盤や鉱山地震の災害リスクが増加、労働者の安全確保が大きな課題でした。この協力では、日本の技術を導入し、岩盤にかかる応力をより正確に測定することを可能にするなど金鉱山地震の災害リスク管理体制の改善を支援しました。これにより、地震の発生前に前震の加速度的発生が捉えられ、岩盤の微小破壊も観測されるなど、鉱山地震の分析・理解が進み、鉱山での災害リスク管理の向上に貢献しました。

協力地域地図

鉱山での地震被害低減のための観測研究プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 南アフリカの3大金鉱床地域の一つであるクラークスドープ地域(約20キロメートル四方、地下1〜3キロメートル)の金鉱脈(茶)と断層(青)の立体模型。金鉱脈を採掘すると断層に応力が集中し最大マグニチュード5の地震が発生する。 

  • 地震による落盤現場の例。 

  • 2013年3月11日に開催された技術セミナーへの参加者(約70名)。 

  • 採掘現場で断層調査する大槻専門家と南アフリカの学生。 

  • 高感度歪計を埋設する中尾専門家と南アフリカの技師。2013年6月現在、鉱山での観測機材の設置がほぼ完了し、監視とデータの分析が実施されている。 

  • 右から順に、Cooke4鉱山地下の観測地点でSibanye Gold社の岩盤工学責任者から説明を受ける日本大使館の小沼公使、JICA終了時評価コンサルタントの石飛氏、南村氏。さらに、SeismoGen社のMorema氏、Sibanye Gold社のWard氏。 

  • 鉱山内地下3キロメートルのエレベーター駅。 

  • 日本と南アフリカプロジェクト関係者が出席する第5回合同調整委員会(JCC)において、終了時評価の報告が行なわれました。写真中央は、講評を述べる終了時評価団長のJICA地球環境部の江尻参事。 

  • プロジェクト専門家とカウンターパートによる鉱山会社からのヒアリング 

  • 終了時評価調査における関係者間のプロジェクト成果確認の様子 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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