(Prediction of Climate Variations and Its Application in the Southern African Region)
アフリカ南部は、自然災害に対する社会基盤の整備が必ずしも十分でない上、自然に大きく依存した農牧畜産業への従事者が多数であることから、気候変動が引き起こす気象変化による影響を受ける住民が多い地域です。この協力では、気象変化の影響を軽減するために、独立行政法人海洋研究開発機構が、東京大学や南アフリカの研究機関などと共同で研究を進め、アフリカ南部の気候変動予測を行なうため大気・海洋結合モデル(SINTEXF)による地球規模予測の高精度化を行いました。これにより、南アフリカを中心としたアフリカ南部地域の気候変動リスクに対する学際的な研究の推進、および行政的な対応策の構築に貢献しました。
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