乾燥地貧困改善農業農村支援プロジェクト

Project for Study on Small Farming and Rural Development Plan for Poverty Reduction in South Khorassan

終了案件

国名
イラン
事業
技術協力
課題
農業開発/農村開発
協力期間
2010年6月〜2013年3月

プロジェクト紹介

イランの南ホラサーン州では、近年の干ばつなどによって小規模農民の生活は不安定となっていました。また、農地面積が狭く効率的な農業活動が進んでいないこと、営農技術が不十分で農業生産性が低いこと、農産物の流通や高付加価値化による収入機会がないことなどから、同州の所得水準は同国でも最低レベルでした。この協力では、同州において、農民参加によるパイロット事業実施を通じた検証に基づいた持続可能な開発計画(マスタープラン)の策定を支援し、小規模農家の所得向上と同州職員の計画策定・事業実施能力の向上を図りました。

協力地域地図

乾燥地貧困改善農業農村支援プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • この協力の調査の対象地域は、イラン東部に位置する南ホラサーン州の州都ビルジャンド近郊一帯約1万5,000ヘクタールである。このあたりの農村部は農業が主要産業となっているが、近年の干ばつなどにより水資源は減少しており、小規模農民の生活は不安定となっている。前方に作物栽培地が見えるが、調査対象地域の大部分は後方に見えるような乾燥した大地である。 

  • イランで見られる「カナート」と呼ばれる伝統的な地下導水トンネル。このあたりの乾燥地での貴重な水源となっており、住民たちはここから湧き出る水を農業用水や生活用水として利用している。 

  • カナートの水で洗濯を行う住民も見られる。 

  • 地中に染み込んでしまう水のロスをなるべく減らし、限られた水を効率的に農業に利用するため、水路の整備が進められている畑が多い。 

  • より節水効果が高いパイプによる点滴灌漑。 

  • この協力で設置された、この地域の特産品であるバーベリーの木に対するテンションメータ 

  • ラバシャック(プルーンの河をむいて煮たものをシート状にのばして乾燥させたもの)の加工研修 

  • 機織りの練習 

  • 養蜂の実習 

  • 収穫されたヒラタケ 

関連情報