バーブーダ島零細漁業施設整備計画

The Project for Construction of Artisanal Fisheries Facilities in Barbuda Island

終了案件

国名
アンティグア・バーブーダ
事業
無償資金協力(贈与契約(G/A))
課題
水産
贈与契約(G/A)締結(供与期限)
2009年6月~
供与額
13.28億円

プロジェクト紹介

アンティグア・バーブーダは、2001〜2007年にかけて年間漁業生産量が増加したとはいえ、依然として国内需要の約35パーセントを輸入水産物に依存していました(2009年)。特に、漁業基盤整備の遅れているバーブーダ島の漁業生産は低調で、同島からの鮮魚供給能力を向上させることは同国にとって喫緊の課題となっていました。この協力では、バーブーダ島において、水産桟橋、係留タイプ護岸、スリップウェイ、製氷・貯水施設等を含む流通施設など、水産業の基盤整備を支援しました。これにより、漁業の効率化や衛生的な漁獲物の流通などの改善、そして漁業生産量の増加に寄与しました。

協力地域地図

バーブーダ島零細漁業施設整備計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 水産コンプレックス建設に従事した人々。 

  • バーブーダ島水産センター外観。 

  • 水産コンプレックス、スリップウェイを設置したことで漁船やエンジンの補修、ハリケーン時の避難作業が安全に行えるようになる。 

  • 衛生管理エリアを設置し、漁獲物の受け入れ、品質検査、冷却処理、一時保管、パッキング、出荷といった一連の作業を行えるようになる。 

  • 衛生管理エリアを設置し、漁獲物の受け入れ、品質検査、冷却処理、一時保管、パッキング、出荷といった一連の作業を行えるようになる。 

  • バーブーダ島に初めて設置された製氷機。衛生管理された水産物流通体制の整備に欠かせない。 

  • 漁具ロッカー:漁具、燃料タンクを安全に保管し、漁船の近くで、操業に必要な材料を効率的に手配できるようになる。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。