太陽光を活用したクリーンエネルギー導入計画

Project for Clean Energy promotion using Solar Photovoltaic in Burundi

終了案件

国名
ブルンジ
事業
無償資金協力(贈与契約(G/A))
課題
資源・エネルギー
贈与契約(G/A)締結(供与期限)
2010年1月~
供与額
5.4億円

プロジェクト紹介

ブルンジは、その電力供給を水力発電に依存しており、長年続いた内戦の影響による設備劣化などのため、電化率は2パーセント以下と極めて低い状況でした。水力発電を補完するため、太陽光を活用したクリーンエネルギーの普及が急務となっていました。この協力では、首都ブジュンブラ市内にある同国の中枢病院であるカメンゲ大学病院において、太陽光発電装置の整備を支援しました。これにより、二酸化炭素の排出量が削減されるとともに、同国が今後太陽光発電施設普及に取り組んでいくために必要な基盤を築くことに寄与しました。

協力地域地図

太陽光を活用したクリーンエネルギー導入計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • サイト地であるブジュンブラ市カメンゲ大学病院(以下、CHUK)外観:CHUKは大学の研究機関を備える総合病院である。 

  • CHUK病院の本館から太陽光サイトを臨む。 

  • 太陽光モジュールの設置箇所。太陽光モジュールは病院本館正面の空き地に設置する。(写真4の協力実施前) 

  • CHUKに設置した太陽光モジュールなど。容量は合計403.2キロワットで、1,920枚設置されている。(写真3の協力実施後) 

  • 発電量を表示する表示装置の設置箇所。病院正面と院内の2ヵ所に設置する。(写真6の協力実施前) 

  • 太陽光発電設備から発電された電力量などをリアルタイムで表示する表示板。2ヵ所に設置されている。(写真5の協力実施後) 

  • 制御室建屋外観。太陽光モジュールが発電した直流電力を交流電力に変換するインバータや制御・記録盤などが収納されている。 

  • 制御室内部。太陽光モジュールが発電した直流電力を交流電力に変換するインバータや制御・記録盤などが収納されている。(直流分岐版内部) 

  • LED照明。発電施設の防犯を目的に、環境に優しいLEDを採用した。 

  • 防犯対策の一環として、フェンス上部に設置された有刺鉄線。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。