太陽光を活用したクリーンエネルギー導入計画

The Project for Introduction of Clean Energy by Solar Electricity Generation System

終了案件

国名
パレスチナ
事業
無償資金協力(贈与契約(G/A))
課題
資源・エネルギー
贈与契約(G/A)締結(供与期限)
2009年12月~
供与額
6億円

プロジェクト紹介

都市部や難民キャンプにおける人口増加率が高いパレスチナ。それに伴い電力需要も増加していますが、パレスチナでは電力供給のほとんどを輸入に頼っており、ヨルダン川西岸地区では、イスラエルおよびヨルダンからの輸入に依存しています。そのため、再生可能エネルギーの生産・活用を含めたエネルギー自給率拡大が急務となっています。この協力で日本は、ジェリコ市郊外の農産加工団地建設予定地への太陽光発電システム関連機材の設置を支援しました。これにより、ヨルダン川西岸地区で初めてとなる発電施設が整備されるとともに、隣国から輸入している石油燃料電力の消費量削減および温室効果ガスの排出抑制が期待されます。

協力地域地図

太陽光を活用したクリーンエネルギー導入計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 本協力で設置された太陽光パネル 

  • 本協力で建設されたモニター棟と変電所棟(2012年7月) 

  • 敷地内に作られた枯山水風の小さな庭(2012年5月) 

  • モニター棟建設中の様子。50度を超える灼熱のジェリコで工事は続く。(2011年9月) 

  • パネルを置く土台作り。(2011年9月) 

  • セメントで固めたパネル設置台が完成(2011年10月) 

  • パネル設置完了(2012年5月) 

  • 日本人現場監督と2代目パレスチナ人アシスタント。あうんの呼吸のコミュニケーションを確立した。(2012年5月) 

  • エネルギー庁担当者と日本人現場管理者もすっかり信頼関係を築いた。(2012年6月) 

  • 順調に発電されている様子がモニターに映る。(2012年7月) 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。