結核対策薬品機材整備計画

The Project for Equipment Provision for the National Tuberculosis Programme

終了案件

国名
ミャンマー
事業
無償資金協力(贈与契約(G/A))
課題
保健医療
贈与契約(G/A)締結(供与期限)
2010年6月~
供与額
3.08億円

プロジェクト紹介

ミャンマーでは、結核は世界保健機構(WHO)が定める世界22の結核高蔓延国の一つに指定され、人口の死因第二位(2007年)を占めています。政府の予算が限られており、抗結核薬資金源の確保の大半をドナー支援に依存してきましたが、2011年の成人用抗結核薬については確保できず、必要な薬剤が不足し、世界的に問題となる多剤耐性結核菌が発生する危険性が高くなっていました。この協力では、他ドナーによる援助の空白期間を埋めるため、例外的に結核対策に必要な抗結核薬の配布を支援しました。これにより、結核の治療状況の改善に寄与しました。

協力地域地図

結核対策薬品機材整備計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ミャンマーで使用中のペーシェントキットの中身(患者一人分)。4種合剤と2種合剤の箱が収められている。空隙が多く、その分かさ高い。 

  • 中央結核倉庫内でペーシェントキットの梱包箱が積載された様子。他の薬品の梱包と比較してかさ高い。 

  • 下ミャンマー結核倉庫入口。中央結核倉庫同様の二重扉。 

  • タンリン・タウンシップ保健センターの医薬品保管庫。奥が抗結核薬用の棚であり、他の医薬品とは分けてある。 

  • 上ミャンマー結核倉庫内部の様子。薬品はパレット上に置かれ、品目・使用期限ごとに整理されている。床置きはされていない。 

  • 上ミャンマー結核倉庫の室温記録簿。 

  • マハアウンミャイ・タウンシップ保健センター。HIVと結核の重複感染に対する活動が実施されている。 

  • マハアウンミャイ・タウンシップ保健センターの薬品保管庫は施錠の上、鍵に布を巻きつけている。扉を開ける際に裁断して中に入る。 

  • 市中の薬局。処方箋なしで抗結核薬の販売も行う。 

  • 【引渡し式の様子】日本の大使から保健大臣への引渡し 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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