コスタリカ国立劇場視聴覚機材整備計画
- 国名
- コスタリカ
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 教育
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2010年3月~
- 供与額
- 0.41億円
プロジェクト紹介
1897年に設立されたコスタリカ国立劇場は、法律で「最高レベルの芸術作品を上演し、以て舞台芸術を推進すること」と定められた、同国最高峰の文化芸術の発信拠点です。特に、コスタリカの舞台芸術を推進するという理念を実現するため、高齢者、障害者、学生などに配慮した時間帯・価格での芸術公演を実施するなど、幅広い層の市民が舞台芸術や音楽に親しむ機会を提供していますが、同劇場の機材は老朽化が著しく公演活動に支障をきたしており、また、撮影機材などの不足で公演記録の作成ができない状況にありました。日本は、同劇場の公演活動に必要な視聴覚機材整備を支援して、コスタリカの芸術文化の質の向上に寄与しました。また、同劇場では、日本人の指揮者や音楽家がたびたび公演を行っており、今後、両国間の芸術活動を通じた人と人との交流、文化交流の一層の促進が期待されています。