コーディレラ地域保健システム強化プロジェクト

The Project for Cordillera-wide Strengthening of the Local Health System for Effective and Efficient Delivery of Maternal and Child Health Services

終了案件

国名
フィリピン
事業
技術協力
課題
保健医療
協力期間
2012年2月2017年2月

プロジェクト紹介

フィリピンのルソン島北部のコーディレラ地域では、山岳地に住む先住民族が人口の70パーセントを占めています。地理的・文化的な影響もあり、住民が保健サービスを利用する体制が十分整備されていません。この協力では、同地域の住民が特に母子保健サービス(施設でのお産や産前産後健診など)を利用できるようになるための保健システム強化を支援しました。これにより、病院や保健所の機材整備や医療スタッフ研修のほか、病院と保健所が連携してサービスを効率的に提供するしくみを整え、地域の状況に合わせてサービスの内容や質を改善するための枠組み作りに貢献しました。

協力地域地図

コーディレラ地域保健システム強化プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • メインカウンターパートである保健省コーディレラ地域局とのプロジェクト内容に関する協議風景 

  • ベンゲット州運営委員会にて州保健局長による州保健概況の説明 

  • アパヤオ州の町立病院外観 

  • アパヤオ州の町立病院の分娩台。足を掛ける台が壊れており、ベッドの角度も変えることができない。 

  • アパヤオ州の町立病院の回復室。お産の後、産婦と新生児がここで過ごす。 

  • アパヤオ州の町立病院の新生児用ベッド。古くて台車が壊れている。 

  • アパヤオ州技術委員会にて、町立病院と町保健所が隣接している地域が多いので、施設分娩を推進するための供与機材の配分についての議論がなされた。 

  • アブラ州の町立病院外観 

  • アブラ州の町保健所の分娩台。古く、土台が不安定。 

  • アブラ州運営委員会(プロジェクトキックオフミーティング) 

プロジェクトニュース

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

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