小児呼吸器感染症の病因解析・疫学に基づく予防・制御に関する研究プロジェクト
The Project for Comprehensive Etiological and Epidemiological Study on Acute Respiratory Infections in Children
終了案件
- 国名
- フィリピン
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 保健医療
- 協力期間
- 2011年4月2017年3月
プロジェクト紹介
フィリピンなどの途上国では、肺炎をはじめとする重症呼吸器感染症が死亡原因の25~33パーセントを占め、世界中で毎年約200万人の小児が肺炎により死亡していると推計されています。しかし、ウイルス感染を含めた肺炎罹患の実態は、未だに解明されていません。この協力では、フィリピン研究機関との共同研究を通じ、小児肺炎の病因・疾病負担・リスク要因を明らかにし、有効な介入を検討することを目的とした支援を実施しました。これにより、小児肺炎対策の改善に寄与しました。