サバナケット県、郡職員及びモデルサイトの水管理グループ代表者の関係者を対象にしたプロジェクト概要説明会。本説明会を通じて、関係者に本プロジェクトの目的や主旨等を理解してもらいました。
各地区モデルサイトにおける水管理グループ代表者に対する説明会。モデルサイト(5地区)の水管理グループ代表者にプロジェクトの主旨や目的を説明。この後、末端水路整備を行うパイロットスタディエリアを選定してもらいます。
末端水路の整備するためのパイロットスタディエリア選定のため、各地区モデルサイトにおいて実施した県、郡行政職員と水管理グループ代表者とのワークショップ。
県、郡行政職員による各モデルサイト農家に対する営農調査。本プロジェクトの柱の一つである米以外の新規営農作物導入検討に向けた農家へのアンケート調査。
2011年洪水被害発生状況。2011年7月〜8月の台風や豪雨の影響により、ラオス国内で記録的な洪水被害が発生しました。サバナケット県における5つのモデルサイトのうち、4地区が洪水被害を受け、既存の灌漑施設や稲作に甚大な被害が発生しました。
2011年洪水被害を受け、4地区のモデルサイトの稲作が壊滅的な被害を受けたため、雨季における農家の収入が絶たれました。プロジェクトに対して郡及び県を通じて、農家から稲種子支援の要望があり、関係機関との調整を踏まえ、被災農家に対して稲種子の支援を実施しました。
2011年洪水被害を受け、堤防決壊の恐れがあった貯水池において、災害を未然に防止するために、サバナケット県農林事務所の要請のもと、末端水路整備に利用する道具類を貸与するとともに、職員とともに実際の支援活動にも参加しました。
末端水路整備に向けた土地所有者情報の確認。土地の権利関係については慎重に確認及び調整を行います。
末端水路設置に向けた土地所有者との土地境界の確認及び中心点の設置。現地において土地所有者から境界や取水位置等の確認、末端水路整備計画(案)に基づく、水路中心線を現地に設置しています。
農家による末端水路設置工事開始!水路設置に向けた掘削開始です。地盤が非常に固いため、掘削するのも一苦労です。