フェーズ2開始にあたって、ポンメック保健大臣(当時)への表敬訪問。事業のさらなる発展への強い期待がよせられた。事業の着実な実施、支援のさらなる効率的な調整・連携、県レベルの組織強化など課題はたくさんある。
保健セクター実務レベル会合(2011年7月8日)。エクサワン新保健大臣となって初めての会合。保健省、県保健局、開発パートナーあわせて150名以上が参加。第7次保健5ヵ年計画の策定状況、各技術作業部会からの報告など、保健をとりまく課題の戦略・進捗が共有された。
保健をとりまく課題、優先分野についてさらなる取り組みが必要と強調するエクサワン保健大臣(2011年6月着任)。(写真提供:ラオス保健省CEIH)
保健セクター事業共通管理ツール改訂ワークショップの様子(2012年2月9日)。保健5ヵ年計画の進捗をどのようにモニタリングしていくか、優先課題ごとの政策・戦略の提示、事業進捗報告書の書式や報告のしかた、指標のとり方などが、開発パートナーとともに協議された。議長はブンコン副大臣が務めた。
計画・財務技術作業部会(HPF-TWG)の様子。計画・財務局長が議長となり、保健計画、予算策定、統計指標など主要課題について協議。例えば、分娩及び小児診療無料化政策の経験共有など、開発パートナーのパイロット地域での経験も共有され、政策策定にいかされるようになってきた。
保健人材技術作業部会(HRH-WTG)の様子。時には担当のソムオック副大臣も議長を務め、その時の議題を熱く議論する。保健人材の遠隔地への配置・定着のためのインセンティブ、保健人材の質の向上、専門職能のコア・コンピテンシー、保健省職員情報のデータベース化など、課題は多岐にわたる。
母子保健・栄養技術作業部会(MNCHN-TWG)の様子。2009年に策定された「母子保健統合サービス・パッケージ戦略・計画」に沿って、各県レベルで事業がどのように進捗しているかを把握し、サポーティブ・スーパービジョンをどのように行っていくべきかを検討している。ドナーマッピングも進められている。栄養分野についても、同じ場所で議論されるようになり、統合したサービス提供が進められつつある。
セクター会合や技術作業部会の準備や、内容、結果を細かくフォローし、次につなげていくためにどうしたらいいのか、保健省スタッフと日々協働する専門家。
県レベルへのセクター・ワイド・コーディネーション(SWC)の展開の端緒(セコン県)。県が保健事業を実施するにあたって、どのような課題に直面しているのか、SWCメカニズムは有効に働くのかどうか実際に県を訪問して意見交換。インラワン保健副大臣も同行した。