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プロジェクト調査研究サイトとなるガンポラ処分場。マハベェリ川の沿岸に位置し、ほとんど管理がされていないオープンダンピングです。谷地形に沿うようにごみが上から投棄されており、徐々に崩れて、川辺に近づいて来ています。
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もうひとつのプロジェクト調査研究サイトとなるハンバントタ処分場。低木に覆われた平坦地に位置し、オープンダンピングではありますが、コンポスト(有機堆肥)を作るために、有機物の一部は分別されています。なお、地方では、写真のとおり、トラクターで牽引する清掃車がよく使用されています。
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2011年8月29日、プロジェクトの広報と、中央州の廃棄物管理に関する情報収集・情報交換を目的に、中央州の地方行政官を召集してテーブル会議を実施しました。この日、町長や村長を含む17名の行政官が参加され、中央州における廃棄物管理の問題点等、活発な意見交換がなされました。
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ハンバントタ市役所を訪れ、アシスタントコミッショナー(助役)との直接会談で、市の廃棄物管理について情報を収集しました。このように、プロジェクトでは、廃棄物管理のガイドラインのコンセプトを形成するため、行政機関へのインタビュー会談を実施しています。
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ウダパラータ村の廃棄物管理関連の行政官とともに、ガンポラ処分場のサイトを視察し、現在の問題点等の情報収集を実施しました。当初、ここはガンポラ町の処分場であると考えられていましたが、実際は、ウダパラータ村の行政区域にあり、ガンポラ町が許可を得て、町のごみを村に投棄していたことがプロジェクトの調査で明らかになりました。
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JICA技術協力プロジェクトでクリヤピティア市の処分場に設けられたココナツヤシの繊維を使用したし尿処理施設を訪問。その水処理に使用しているココナツヤシの繊維の一部をサンプリングしました。日本で、その繊維に付着している生物膜の微生物群の同定や活性を分析する予定です。
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埋設ごみ調査として、リサーチアシスタントが専門家の指導のもと、処分場において、ごみの試料を採取しています。現場は、臭いがひどく、気温も湿度も高いので、サンプリング作業もかなりのハードワークになります。
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小出短期専門家とリサーチアシスタントにより、埋設ごみ調査として現場から持ち帰った試料を調整し、ごみの大きさや比重等を分析しています。
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カウンターパートのひとりであるペラデニヤ大学のDr.Kalpage自ら、処分場において、地中ガスの採取を行っている様子。ガス試料は、二酸化炭素、メタン、硫化水素等を分析する予定です。
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プロジェクトで雇用したリサーチアシスタントたち。技術者人材育成を目的に、プロジェクト内で修士研究を行っています。彼らはスリランカの明日を担う若き技術者たちです。