ナカラ回廊農業開発研究・技術移転能力向上プロジェクト

The Project for Improving Research and Technology Transfer Capacity for Nacala Corridor Agriculture Development, Mozambique

実施中案件

国名
モザンビーク
事業
技術協力
課題
農業開発/農村開発
協力期間
2011年5月〜2017年11月

プロジェクト紹介

モザンビーク北部のナカラ回廊地域は、熱帯サバンナ気候の豊富な雨量と広大な農耕可能地に恵まれ、農業開発ポテンシャルの高い地域ですが、農業技術も限定的であるため生産性が低い状況です。この協力では、同地域に適合した農業開発モデルを確立するために、北東地域および北西地域の農業試験場の研究能力の向上やパイロット農家での新しい農業技術の実証展示の実施などを支援します。これにより適正な農業技術の開発、技術移転が行われ、同回廊地域の農業生産力の向上を目指します。

協力地域地図

ナカラ回廊農業開発研究・技術移転能力向上プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • プロジェクトでは、北東地域農業試験場(ナンプラ市)に日本の主導で土壌・作物分析実験室を建設した。農業技術移転の要ともいえる研究施設の建設の実現のため、日本・ブラジル・モザンビークの関係者が建設計画についての合同会議を開催した。 

  • プロジェクトのカウンターパートは、ナンプラ市にある北東地域農業試験場とリシンガ市にある北西地域農業試験場。写真は、日本、ブラジル、モザンビークの関係者による実験室建設に関するミニッツ署名の様子(安養寺総括・鳴海長期専門家) 

  • 北東地域農業試験場(ナンプラ市)に建設した土壌・作物分析実験室の完成予想図。広さは約500平方メートルで、土壌化学実験室、土壌物理実験室、作物実験室、研修講義室などを配置した。 

  • 農業研究において、気象観測はもっとも重要である。北東地域農業試験場(ナンプラ市)の気象観測露場を整備した。 

  • 北東地域農業試験場(ナンプラ市)の所長が交代し、農業研究所本部から所長と総務部長が来訪して就任式が行われた際の集合写真。 

  • プロジェクトでは、各種の圃場実験を実施した。本格的な作期を前に、北東地域農業試験場(ナンプラ市)の圃場をサブソイラーで深耕した。 

  • 基本的な情報を集めるため、ナカラ回廊の多くの地点から土壌を収集し、分析した。写真は、小学校の圃場から土壌を収集した際の集合写真。 

  • プロジェクトでは、土壌の保全と改良の試験を実施する予定。試験の候補地をモザンビーク人カウンターパートと協議しながら決定した。写真は栽培分野担当の飛田副総括、土壌改良試験担当の小林短期専門家。 

  • 気候や土壌の条件の異なる北部の3都市(ナンプラ州ナンプラ・ザンベジア州グルエ・ニヤサ州リシンガ)においてメイズ・キャッサバ・大豆の間作栽培試験を実施した(多地点連携栽培試験)。施肥技術担当の辻本短期専門家が3都市を廻り、モザンビーク人研究者に指導した。 

関連情報